店舗清掃会社を5社紹介！料金相場や選び方も解説【2020年版】

「店舗の衛生メンテナンスをお願いしたいけど、どこに頼めばいいか分からない」
「そもそも店舗清掃では何を依頼したらいいのだろう」
と思ったことはありませんか？
この記事では店舗清掃の概要、おすすめ清掃会社、料金の相場、業者を選ぶポイントをご紹介していきます。
納得のいく清掃会社に依頼するために、ぜひ参考にしてみてください。

1.店舗清掃とは

店舗清掃には、以下のような役割があります。

• 衛生環境を保ち、火事や食中毒などあらゆるトラブルを防止する。
• 店舗に来店するお客様の満足度を高める。
• 店舗で働く従業員の満足度を高める。
• 店舗の設備や建物自体の寿命を長く保つ。

店舗を常に清潔にしておくことは、顧客満足度のみならず、従業員の生産性を高めることにもつながります。

具体的な清掃箇所は、厨房や空調・床・壁・照明・トイレ・ゴミ箱・看板など、さまざまな範囲に渡ります。

また、清掃内容は大きく分けると2つに分類されます。
1つは、「日常清掃」という毎日清掃するものです。特に飲食店では、トイレ周りは清潔に保っておく必要があるでしょう。
2つ目は、「定期清掃」と呼ばれるものです。2、3か月おき、または半年に1回程度、クリーニングやメンテナンスをする箇所です。床のワックスがけや窓ガラス掃除などが当てはまります。

店舗清掃」と一口に言ってもその頻度や箇所、重要度はさまざまです。そのため、良質なサービスを提供する清掃会社と、よく相談してから決める必要があります。顧客満足度の高い会社は清掃予算や値段ごとのサービス内容についても親身に答えてくれるので、安心して依頼できます。

2.店舗清掃会社のオススメ5社を紹介

まずはどんな清掃会社があるのかを調査しましょう。しかし、ビル清掃会社は多くあるため、検索するのもひと苦労です。
そこで、おすすめの店舗清掃会社を5社ご紹介します。気になる業者はぜひメモしておいてください。

2-1.有限会社三和商会

有限会社三和商会は、東京都中央区にある、建物の清掃・設備管理・内装工事などを行っている会社です。対応エリアは東京・千葉・神奈川が中心。特に東京の中央区・千代田区の店舗清掃を頼みたい人に適しています。創業59年の実績があるため、信頼して発注できるでしょう。

三和商会は、厨房、ガラス、床、エアコンなど店舗運営に関わるさまざまな清掃場所を網羅しています。「ガラス清掃・厨房清掃は年に2～3回実施がおすすめ」「床のメンテナンスは毎日の除塵と定期的なワックス掛けが重要」など、店舗清掃の初心者にもわかりやすく案内しています。

また、実際の正式な見積りの前に、HPからおおおまかな予算を計算することができます。「定期の窓ガラス清掃15,000円～」など、とても良心的な価格です。不動産会社などを通さず直接発注することで、清掃の低コスト化を実現できます。

2-2.有限会社レインボウ・クルー

有限会社レインボウ・クルーは、神奈川県厚木市と横浜市にある、建物全般の清掃業務を行っている会社です。2003年に設立されました。清掃の対応エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉が中心。その他の地域でも相談に応じてもらえます。

運営している店舗の衛生管理はもちろん、居ぬきで買い取った物件の始めの清掃にも対応しています。店舗高所や外壁などの場所も得意としているので、店舗衛生をまるごと任せることができるでしょう。

レインボウ・クルーは、1年契約などの縛りがなく、必要と感じた好きなタイミングで清掃を依頼できます。清掃回数を重ねるごとに業務の効率が上がっていくので、短期サイクルで依頼すると値引きがききます。清掃箇所によりますが、1ヶ月に1回の清掃で20％オフ、2ヶ月に1回の清掃で15％オフになります。店舗清掃は衛生管理のために何度も頼むことになるので、値引きはうれしいサービスですね。

2-3.株式会社アライブ

株式会社アライブは、奈良県橿原市に本社がある、店舗やオフィスの清掃、家事手伝いなどを行っている会社です。1999年に設立しました。店舗清掃に対応しているのは、大阪市・大阪府内を中心に京都・神戸・奈良などの関西エリアです。

アライブは、お客様の店舗の営業時間に柔軟に対応しています。「お店が閉店してから、営業時間外に掃除を終わらせてほしい」「社員全員が帰宅している夜中に清掃作業を始めてほしい」などのお客様の声に答えて、平日休日問わず、早朝～深夜まで清掃してきました。

また、商業施設から飲食店、美容室などさまざまな店舗の清掃実績があります。そのため、特殊な店舗であっても、プロの目線から清掃箇所と内容を提案できます。清掃スタッフには情報の取り扱い・マナー意識まで細かく研修があるので、安心して発注できるでしょう。

2-4.株式会社芝

株式会社芝は、東京都杉並区にある、マンションやビル・店舗の清掃をメインに行う会社です。清掃の対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉。「東京マンション清掃.net」とうサイトも運営しています。

お客様の店舗の都合に合わせて、清掃時間を調節できます。店舗以外にもマンションやアパート、ビルなどさまざまな建物に対応しているので、清掃できる範囲が広いのが特徴。空調から床、カーペット、石材のクリーニング、雑草抜きまで行います。

清掃の際は、店舗を利用する人の気持ちを考えて、美観にこだわって作業します。そのため、直接的に顧客満足度にアプローチでき、集客力の向上に役立つでしょう。

見積りの際は、駐車場と散水栓と電気の使用の確認をしておくと良いとのこと。ネットのフォーマットからスムーズに見積り依頼ができます。

2-5.株式会社S・O・C

株式会社S・O・Cは、東京都北区にある、店舗清掃とハウスクリーニングを行っている会社です。清掃の対応エリアは東京23区・神奈川・千葉・埼玉です。

S・O・Cの代表は、「飲食店の店長」と「清掃業者」の経験の持ち主。まさに店舗清掃のプロフェッショナルと言えるでしょう。豊富な経験を活かして、店舗運営者と同じ目線に立ってサービス提供することを得意としています。

空調、照明、レンジフードといった店舗に必要な清掃はすべて網羅しています。清掃箇所や時間帯など、気になるポイントはささいなことでも気軽に相談してみましょう。

また、飲食店には欠かせない厨房機器、業務用エアコンの点検・メンテナンスも依頼できます。機械ごとにメーカーに問い合わせるという手間が省けるので、店舗運営の効率化が期待できます。関東のスーパーや飲食店の方は、いちど問い合わせてみると良いでしょう。

3.店舗清掃の料金相場

ビル清掃においてコストパフォーマンスは特に気になるところだと思います。それにともない、料金相場を知っておく必要があります。日常清掃・定期清掃の相場を確認して、適正価格で依頼できるようにしておきましょう。

3-1. 日常清掃の場合

料金の計算方法	金額相場
トイレ	3000円～ / 1箇所
店舗全体	1800円～ / 1時間

料金は、店舗の広さや水回りの数によって変動します。日常清掃といっても、「毎日」「週に3回」など清掃頻度はさまざまです。
「店舗従業員が清掃できる箇所」「プロにお願いしたい箇所」などの線引きをすると、コストを安く抑えられます。

例）清掃事例
・作業員1名、掃き拭き掃除・ゴミ回収など　2,000円/1時間～
（引用：清掃の定期便　http://seisounoteikibin.com/price.html）

例）清掃・雑務の請負、週5日実施の場合
・1日8時間程度の勤務
長期　1,800円 / 時
中期　2,000円 / 時
短期　2,200円 / 時
（引用：ウィズ株式会社　http://www.gowizyou.co.jp/price/index.html）

3-2. 定期清掃の場合

料金の計算方法	金額相場
トイレ	3000円～ / 1箇所
店舗全体	1800円～ / 1時間

定期清掃は、清掃箇所が多岐に渡ります。カーペット・フローリング・厨房の有無など、店舗の特性に合わせて価格が異なります。
定期清掃をさぼってしまい頑固にこびりついた汚れは、特殊な洗剤が必要になり、結果的に高額になってしまうこともあります。日常清掃よりも料金が高いですが、店舗衛生のためにはあまり期間を空けずに利用することをおすすめします。

例）定期清掃料金表
・床ワックス清掃　10,000～20,000円
・窓ガラス清掃　15,000～20,000円
・トイレ清掃　3,000～5,000円
・エアコンフィルタ清掃　1,500～2,000円/台
（引用：有限会社三和商会　http://urx.space/hWB6）

4.店舗清掃会社を選ぶ時のポイント

店舗清掃の会社を選ぶポイントは下記の3点です。

見積り書が明瞭で分かりやすいか 清掃スタッフへの教育が充実しているか 幅広い時間帯に対応しているか

順番にひとつずつ解説していきます。

4-1. 見積り書が明瞭で分かりやすいか

清掃の見積りは複数の会社で同時にとることができます。最終的に依頼する清掃会社を決める時は、見積りの明細をよく確認しましょう。
自社利益ばかりを追求している会社は、営業マンが多めに概算を立てています。反対に、顧客の立場に立てる良心的な清掃会社は、細かに現地調査をして見積り計算しています。疑問に思う点は契約前に確認し、スッキリとさせておきましょう。良好な関係づくりが、清掃会社と長く付き合っていくコツでもあります。

4-2. 清掃スタッフへの教育が充実しているか

店舗清掃に入るスタッフには、アルバイトの人も含まれます。特に営業時間外の店舗内は、企業機密がたくさん転がっています。そのため、清掃のクオリティと同じくらい、セキュリティやプライバシーにも配慮されているか確認しておきましょう。
清掃スタッフへの研修内容は、会社HPから確認できます。または、見積り時にスタッフに聞いてみると明らかになります。

4-3.幅広い時間帯に対応しているか

店舗の営業時間はさまざまです。なるべくお客様のいない時間に清掃依頼をしたいですよね。店舗運営の負担を減らすには、「年中無休」「早朝・深夜にも対応」の清掃会社が望ましいです。
HPに記載がなくても、特例で時間外の清掃を受け付けている会社もあります。まずは問い合わせて清掃時間の範囲を確認してみると良いでしょう。

5.店舗清掃に関するQ&A

店舗清掃の依頼には、最初のうちは疑問点も多くあります。
清掃会社に直接問い合わせるのが確実ですが、よくある質問を簡単にまとめたので参考にしてみてください。

5-1.店舗清掃を従業員ではなくプロに頼むメリットは？

トイレなどの清掃を、従業員にお願いしているという店舗もあるでしょう。
しかし、それだけでは清掃が行き届かないのが現状です。
プロの清掃は、それぞれの箇所に適した洗剤や器具で、店舗に傷をつけずに効率的に汚れを落とすことができます。
また、店舗混雑時や営業時間外にスタッフ補充を心配することなく、清掃に専念してもらえます。
エアコンや高所のガラスなど手の届きにくい所も、お客様に配慮しながら安全に清掃できます。

5-2.どのくらいのペースで依頼すればいい？

清掃ペースは、店舗の広さや客層、回転率によって異なります。ぜひ見積り時にスタッフに相談してみてください。

例）
フロア清掃：あまり汚れないので2ヶ月に1回
窓清掃：汚れが目立つので1ヶ月に2回　など。
（引用：グッドウィルサービス　http://www.seisou-gws.com/faq.html）

6.まとめ

店舗清掃は、自社の店舗の特徴を理解した上で、信頼できる業者に頼む事が大切です。料金相場を知った上で、以下の点を確認しましょう。

見積り書が明瞭で分かりやすいか 清掃スタッフへの教育が充実しているか 幅広い時間帯に対応しているか

清掃の見積りまではお金がかかりません。会社探しで迷ったら、まずは清掃会社ナビ.jpへお問い合わせください。複数の清掃会社の中から、お客様の店舗に合った会社へ一括見積りをとるサポートをいたします。
常に店舗の衛生環境を高く保ち、事故の防止、顧客・スタッフの満足度向上につなげていきましょう！